大切なコインの保管方法について - アンティークコイン・金貨・銀貨の買取 ルナコイン

メープルリーフ金貨やモダン金貨、ビクトリア金貨、古銭など希少価値のあるアンティークコインは、できるだけ良い状態でコインコレクションに収めておきたいものです。
コインをきちんと保管していないと、サビや日焼けなどが生じて価値が下がってしまうこともあります。アンティークコインの価値を保つためにも、現状のままで保管しておきましょう。

金貨・銀貨などのアンティークコインは金属製のため、酸素と水、塩に弱い性質を持っています。金属は、何らかの原因で水分が付着し、大気中の空気に触れると酸化してサビが生じます。さらに、塩分が加わるとよりサビの進行を早めてしまいます。

そのため、湿気や酸素を含んだ空気に長時間触れる状態で保管すると、いつの間にかサビが生じてしまうのです。また、直射日光が当たり続けていると日焼けや変色してしまうこともあります。

コインの劣化を防ぐためにも、できるだけ空気に触れさせないようにケースに入れて密封し、直射日光が当たらない場所で保管してください。万が一サビや日焼けが生じても、トーンコインなどを好むコレクターも多くいらっしゃいますので、安易に磨かないのもポイントです。

金貨や銀貨、記念コインなどのコインコレクションを長期保存する場合は、アルバム型のペーパーコインホルダーがおすすめです。コインアルバム台紙などもありますが、空気に触れやすいためサビ防止に有効とは言えません。また、アクリル製のコインカプセルに保管する方法もありますが、サイズが合っていないとカプセルの中でコインが動いてしまったり、歪みのあるコインは蓋が閉まらないこともあります。

そこでおすすめなのが、どこでも手に入る小さめのビニール袋に入れてクリップシーラーで密封状態にする方法です。希少価値の高いコインを単品で保管する場合は、鑑定機関で取り扱っているスラブ用コインケースに入れておくと安心です。密封状態に優れているだけでなく、不正防止仕様のケースでもあるため、長期間そのままの状態でコレクションできます。