コインサロン
「カブトムシ」は、どこにいるのか
作成日 2025年7月25日(金曜)00:00
皆さんコインにちは。ルナコイン代表ディーラーの辻です。平素は多大なるお引き立て誠にありがとうございます。
久しぶりのブログですが、
屋号「ルナ」のごとく、月夜に紛れるように、人知れずご来店、お問い合わせ等日々様々な対応をさせていただいております。
そのプロとしての毎日の中、最近特にふと思うことがあります。
私がコイン取引を始めた頃は、日本語で入手できるコイン情報がまだほとんどありませんでした。
でも最近は、動画、SNSなど情報発信も多様化し、それを通じて皆さんすでに事前勉強されていることも多くなり、あまり説明が要らないようにもなってきました。
そのうえで本当によくおっしゃる言葉として、
「カメオがついているか」とか、 「63以上がいい」とか、 「一つグレードが違ったらどれくらい値段が違うか」とか、 「これはMS評価になるか」とか、 「1年後はどのくらい値がつくか」とか、 「コインの師匠がこれを買えと言っている」とか、 「鑑定したらどれくらいの値段が付くか」とか、
もう皆さん本当に同じようなことおっしゃいます。正直飽きてきました(すみません)。
でもこれって、あのアメリカさんのプラスティックケースのことですよね、全部。
コインのことではないんですよね。コインそのもののことは、聞かれることほとんどないんですよね、最近は。
だからしまいには「この人にとってコインである必要があるんかな」と疑問になることがあり、サロンで販売を辞退することもあります。
ところで話は変わりますが、
子供のころなどカブトムシ取りに行ったことありませんか。
カブトムシがどこにいるのか。
「クヌギ林」 「樹液が染み出ているところ」 「甘いところに寄り付く」 「時間は夜」
普通思いつくものって、こんな感じですかね。特に都会住まいの人たちには。
みなが知っている常識的情報。これらをもとに戦略を立てカブトムシさがしませんか。
でもそこから想起するようなところには、実はあまりカブトムシっていないんですよね。
「こんなところにいるのか!」というような、想像とはかけ離れたところに実はたくさん集まるのですよね。
コインもそれと同じで、肝心な部分は、皆が見えるようなところにはあまりないんですよね。
たしかにコインの資産性は大事です。皆さん同様、私も無視したことは一度もありません。これがあるからコレクションが続くともいえます。
ただ皆さんのイメージ実現のために、大事なことはほかにもあります。
私の口からは、えにし賜るVIP顧客の方々にはご相談の都度要諦はお伝えしていますが、
以前と違い、情報過多になりつつあるコイン市場。コイン好きな皆さんが消化不良にならず、よりよいコインライフを過ごされ、「カブトムシ」をたくさんGetできるよう、いつも願っています。
コインのことで相談事がありましたら、いつでもドアは開けています。ご予約ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
|
![]() |
2025大阪・関西万博 モンゴル館一景(筆者撮影) |
全商品一覧 |