コインサロン
コロナウィルスになど負けてたまるか
作成日 2020年4月05日(日曜)15:31
皆様コインにちは。ルナコイン代表の辻でございます。
いよいよ4月になり、私の近所でも桜が咲きました。でもいつもは何かうれしいこの始まりの色が、どことなく今年はモノトーンに見えてしまいいけませんね。コロナの終息が待たれます。
新型コロナウィルス。初めて聞いてかなり久しくなってきましたが、学校はいつ再開するかわからない状態。
東京は緊急事態宣言がすでにありきなように見えますし、弊社も含め補償のない自営業者などは死活問題に直面している方が少なくないでしょう。
イベントは軒並み中止となり、弊社も予定していた催事出店が中止となり、影響が出ています。
メディアでは連日感染者数の報道がなされます。有名人も亡くなられ現状で収まる気配がまるで見えません。
ここ大阪も繁華街で軒並み人が少なくなった感を強く受けます。
弊社でもそのような状況のもと、営業も自粛しようかと消極的になっていましたが、
そんな時、大学の時に読んだアルベール・カミュ著『ペスト』(La Peste)の一節を思い出したのですね。
医師リウーがジャーナリストのランベールに対し言うセリフがあります。
「英雄主義というのではなく、真摯さ、誠実さが大事だ。それがペストと戦う唯一の方法だ。」
そうなんですよ!!
人間社会の主役がコロナウィルスであっていいのか?!
否!
人生の主役は人であるべきでしょ!!
確かにコロナの猛威、大きな自然の流れは人間にはどうしようもない。
しかし、そんな大きな力の前にあきらめたり、面倒くさがったり、投げ出したりせずに、自分で取れる最大限の防護策は怠らず、一人一人が自分のなすべきことを誠実に、真摯に黙々とこなしていく。
これが自然の脅威に対する人間の戦い方と思います。勇敢な戦い方と思います。
だからみんな一人一人がなすべきことを怯まずに着々と進めていく。
好きなことをいつも通りに着々とやっていく。閉塞感はきっと打破できます。
コイン業界も現在そんな感じで行っている傾向を感じます。
国内外のオークションも入場制限が一部あるにせよ予定通り行われますし、当店もいつでもお客様を迎え入れられるように毎日通常営業しています。
お客様も来店していただいています。
私は必要であれば外出をしますが、マスク着用で手洗いも欠かせません。店舗も細やかな拭き掃除を欠かせません。むやみに盛り場へ行くこともしません(もともとあまり行きませんが)。スタッフもみな同じです。
そのように、自分でできる最大限の防護は行いながら、普段通りのことを普通にこなしていく。それが私の新型コロナウィルスとの戦い方です。
されど現況は思わしくなく、人と違うことを言えば、不謹慎、非常識と批判されるかもしれません。
でも私はこんな突っ伏した、押さえつけられたままでいたくないです。何と言われようと、どんな状況も前向きにとらえ、アンティークコインの良さを平常通り伝えていくだけです。
皆様どうぞご自愛ください。現状の閉塞感にどうか負けないでください。
そしてアンティークコインに普通に興味がいくのなら、普通に買いたく、普通に売りたいのなら、いつでもご連絡ください。私辻が普通にお待ちしております。
長文お読みいただき感謝申し上げます。